3年が経ちました
- 2019.04.21
- まさや

震度7の地震に2回襲われた熊本地震から3年が経ちました。
熊本に災害ボランティアに来たのがきっかけで熊本に住むようになって日々復興へ向かう足取りを見ていると少しづつだけど確実に復興へ向かっている事は実感できるものの、その進み具合は一定ではなく早い所では新しい道や家も出来ている反面、遅れている所では未だに地盤の改良作業が行われていて家はおろか道すら作れない状態の所だってある。
住民の方からすれば「あそこの家はもう出来ているのにうちはまだ全然」なんて話もよく聞くし歯がゆい気持ちもよく分かる。ましてこっちに来て知り合った身近な人達だからよけいにね。
東日本大震災の時にもボランティアに向かったものの移住することは無かったけれども今も同じ被災者の歯がゆい気持ちは変わらないんだろうな。
「地震の後にわざわざ被災地に引っ越してきて農業するなんてお前は変わり者だ」って言いながらもかわいがってくれる人達に囲まれて助け合いながら生きていけたら良いんだけど。今はまだ助けられてばっかり(笑)
そんな俺が栽培している作物はホオズキ、ビニールハウスは借り物、張ってあるビニールは頂き物、支柱やらネットやらも頂き物ばかりでやらせてもらってます。
2月半ばにボランティア仲間に手伝ってもらって定植した苗も早いものでは膝くらいの大きさまで育ち、実が付いているのも見られるようになりました。
今は朝晩のビニールハウスの開閉と2〜3日おきの水やりくらいの管理ですが今後はもっと手を入れてやらなけれはいけないようで、それまでの間に先週掘った里芋を植えなきゃな。
軽トラを頼んでいるのだけど中々見つからなくて肥料が運べんのよねぇって知り合いに話したら軽トラ頼んでる車屋さんが見つかるまで店の軽トラ貸してくれるって。なんでも言ってみるもんだよねぇって世話になってばっか。
来週は里芋植えました!って報告ができますように。
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