過去との繋がり
- 2019.04.27
- たーちん

私は、社会人になってから登山を始めたと言っている。
でも、私はもっと前から登山が好きだったのかもしれない。
大学3年の頃、その頃は山ではなくボランティアに興味があった。
エジプトでのボランティアに参加したり、商店街のワークショップに参加したり。
そんな中で富士清掃登山にも参加した。
そこで年下の友人ができ、富士山に登った流れで次は筑波山に行くことになった。
筑波山は予想以上に楽しい山だった。
展望の良い山頂や、お土産屋、巨大の岩の門など1日楽しめる山だった。
写真が好きな私は、たくさんの写真を撮った。
登山を終え写真を見返していると何となくここに来たことがあるような気がした。
そして、どことなく懐かしい気持ちがした。
母に筑波山に登った話をすると、昔のアルバムを見せてくれた。
そこには小さな子供の自分が、今の自分と同じアングル、同じポーズで写真を撮っている。
やはり・・・私はそこに行ったことがあったのだ。
今と変わりない景色の中で子供の私が楽しそうにしている。
20年近く経ってから知らず知らずに同じ場所に辿り着く、親子とは面白いものだと思う。
そして、その間変わらずそこにある山、当たり前なことなのにすごいことに感じる。
両親に連れられて登った当時の楽しい記憶、それが登山を好きになった原点かもしれない。
