川で遊ぶ、その前に。
- 2019.04.29
- じゅんや

GWですね。いよいよ川の仕事が本格的に始まります。
今日は、川遊びの準備の話。
「キャニオニング」と呼ばれる”沢下り”ツアーを開催するためには、まず場所のチェック、準備が重要です。
去年は問題なく使えた場所も、今年はどうなってるかわからないもの。
冬の間に場所に変化が起こって無いか確かめたり、道具の準備をしたりします。
例えば、沢に溜まった木の枝とか落ち葉を片づけたり、
飛び込んだ時に水の中に倒木が沈んでないか調べたり、
不安定な場所に補助ロープを垂らしたり。
安全に川遊びをするにはしっかりとした準備が必要なんです。
これは滑車でシューっと下ってくる用のロープを張っているところ。
ロープが伸びるので何度も引っ張ったり、試しに下降してみて調整します。
こちらは滝を迂回するロープを張っているとこです。
ツアー参加者の方は、右の滝をロープを利用してスライダーのように降りてきます。
もちろんガイドがしっかりロープ調整して安全にね。
とりあえず準備が終わってひと段落。
他にもいろんなことをしてるけど、こんな感じかな。
今年は雨がそんなに降らず、水が少ない状態。
水が少ないと勢いが減るので安全性は増すのですが、
どうしても川遊びの楽しさが減ってしまうというのが困りもの。
でも、自然相手の仕事。
どうしようもないものは、どうしようもないです。
その時できる最高のツアーを提供するのがガイドの役目なのです。
安全に、そして楽しく遊ぶために。
おしまい
-
前の記事
蜂さん来ました 2019.04.28
-
次の記事
アウトドアについて考える 2019.04.30