モミ・ブナ原生林

  • 2019.05.03
  • RIN
モミ・ブナ原生林
5月に入り、
養蚕農家さんや、しるくの作り手さん達の
各アトリエ周辺の山々も
桜色から新芽や若葉の淡い黄緑色へ衣替え。
そんなほっとさせてくれる丸森の里山の中で
大好きな場所のひとつが、
「手倉山」のモミとブナの原生林。
この季節は、眩しいくらいのGreen World。
そこに白・紅・紫色のシロヤシロ(ツツジ科)や
カタクリ、ギンリョウソウなどの山野草が出迎えてくれます。
阿武隈渓谷(宮城)県立自然公園に指定されている国有林で、
5.54haほどの面積に、
樹齢170年以上になる、自然生の「モミ」をはじめ、
クリ、イタヤカエデ、イヌシデ、アサダなどの巨木が混生。
そこから3kmほど奥地に行くと、ブナの群落があります。
太平洋側に残る自然林として数少ない貴重な存在です。
この美しい遺産が残されているのも
現80歳以上の地元住民の皆さんによる懸命な保護運動があったからこそ。
今では当たり前になった自然保護活動ですが、
当時は地元住民の理解を得るのに、大変なご苦労があったそうです。
巨木達のたくましい木肌に、そっと手を触れてみると
何かを語りかけてくれるような、
勇気づけられるような、
とても優しい気持ちになれちゃうから不思議。
この生命力に溢れる森から頂く恩恵に
ちゃんと私達はお返しできてるのかな。
 

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