ミツバチ分蜂の季節です。

ミツバチ分蜂の季節です。

新緑の美しい郡上です。

ようやく、引っ越しも落ち着きまして、日々の業務を遂行しております。

春はミツバチにとって人生の一大イベントである、分蜂の季節です。

ここ郡上では、2月中旬から3月初旬ごろより越冬した女王が子供を産み始めます。(らしい。)

桜が咲く頃、花の蜜や花粉をたくさん集めだし子供も増えてコロニーの蜂の数が増えてきて雄蜂がでてきます。雄蜂は雄蜂で面白いから、また次回。雄蜂がでてきたのを確認できるともうすぐ分蜂を始めるよっとの合図となり、ハチと暮らす人達はワクワクするのです。

もう、そうなると仕事なんか手につきません。今日は分蜂するだろうという日は朝から山やら町やらうろうろするのです。

分蜂群を見つけたいからです。雨が降った次の次の日、晴れて風がない朝10時から午後3時ごろ。が私の中では分蜂日和ではないかと長年の経験から思っておりますが、結構小雨が降ってもするときはする。そして風が強くてもしようとする。風が強いときはしようとはするけど、風の強さに群としての統制が乱れ、あーみんなどこへ行っちゃたのーって子が続出するからやっぱやめよっとまた引っ込んでいくのである。(のではと推測する)その行きたいけどいけない。が何回か続くともどかしさがこちらまで伝わるようであり、なんだか、たとえは悪いが、思春期の男子とはきっとこんな気持ちなのであろうと勝手に想像する。なんというか生命の豊かさ、だ。

 

 

分蜂とは、越冬した群の女王が春になると子を生み出し、その中の王台と呼ばれる場所に産みつけられた卵だけ働き蜂がローヤルゼリーを与えられ女王となる。らしい。そして古い女王は、新しい女王に自分がいままでいた巣を明け渡し、自分は自分についてくる働き蜂と共に新たな住処を探しに巣別れをする。これを分蜂という。ということになっております。

ちなみに自分についてくる働き蜂、と言いましたが女王は働き蜂に促され一番最後に分蜂群と合流する。と言われております。

分蜂群は球体となり近くの木(桜とか、栃木とか、低い松って時もある。)に止まりますが、最初はまとまりのない球体が女王が合流し、球体の中心に移動すると共に働き蜂が上を頭にした状態で美しい球体となります。それを確認し、その球体の下に準備した箱もしくは、巣箱に私は素手で落とす。分蜂群はこれから住処を探す大冒険に出るためにお腹いっぱい蜜を食べて旅に出る。私は知っている。蜂たちが作るその球体はとってもフルーティないい匂いがすることを。分蜂群を獲る春のその時に、私が一人その匂いを堪能できるという贅沢。

誤解があるといけないので、予めお伝えしようと思います。私の伝えることは

あくまで、私がミツバチと周りの環境の中で暮らしてきて、こんなことがありました!という
郡上の田舎の小さな物語のようなものにすぎません。人と自然との関わりの中に、こうだ!という答えはなく、より良い関係はどんな形だろうと模索し続けることしかないと
蜂との関わりから学びました。なので、なるべく伝え方に曖昧さを残すことを意識したいと考えます。

私のはなしなど所詮、人の勝手な解釈にすぎません。

次回は雄蜂の話にしようかな?

 

 

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