鳥と会話したような気になれる道具

鳥と会話したような気になれる道具

今こうして私が書き綴っている言葉、それは日本語。
私が日本で生まれ、日本語を母国語として生きてきたから、日常言語として日本語を使用している。

同じように動物にも言葉がある。それが言語かというとそれはどうかはわからないが、動物もコミュニケーションツールとして声を利用しているのは明白だ。

俺も動物と会話がしたい。してみたい。が、そう簡単にはいかないのはわかっている。
ドラえもんの「翻訳こんにゃく」みたいな道具があれば最高なのだけど、令和になってもまだ開発された様子はない。

そんな中、動物と会話できる道具と言えば、鳥と会話できる(した気になれる)バードコールになるでしょう。
(これが言いたかっただけ)

 

「僕らは奇跡でできている」というドラマをご存知だろうか。
去年の秋に放送されていたのだが、高橋一生演じる人づきあいが苦手な大学講師が、周りの人と自然を通して交流していくというなストーリーのドラマだ。
なんとなしに見始めたドラマだったが、私的にかなり久しぶりに最後まで視聴するドラマになった。
現在、AmazonPrimeで無料配信しているので興味がある人は是非どうぞ。

その中にも、バードコールが登場している。

 

 

バードコールの作り方は簡単だ。
てきとうな木材を適当な長さに切って、穴を開け、金具を刺すだけ。
これだけで鳥とコミュニケーションが取れる。

 

今回作ったのは桜の枝と、家にあった端材。おそらくナラ。
そして、金具はホームセンターで買ってきた60円の丸かんボルト。

M6の丸かんボルトなので木材に5.5mmの穴をあけて、丸かんボルトをねじ込み、音が鳴るまで何度も捻る。
そうすると直にキーキーという音が鳴りだし、さらにグイグイ捻りを繰り返し穴が広がってくると段々音が丸くなり、キュイ~キュイ~と鳥の鳴き声のようになってくる。

ヒヨドリのような、メジロのような音が出れば完成だ。
捻り方で音に変化が出せるので会話したい鳥に合わせて、音の調整ができればナオヨシといった感じだろうか。

木の種類や硬さなどでも音が変わるので、思ったような音が出なければいろいろ試すのもいいでしょう。

さて、完成したら鳥が住む山に森に。
私も何度か鳴らしたことがあるが、反応があると嬉しいものだ。
なるべく優しくキュィキュィと鳴らして、姿は見えぬ鳥との二往復程度のやり取りをする。
「こんにちは」、「お邪魔します」
優しい気持ちで鳴らせば、鳥もきっと返事をしてくれる。

 

バードコールだが、鳥にとってはストレスだからやめた方がいいなんて声もある。
実際、過剰な鳴らしすぎは良くない気もするが、何でも感でも自然中心(人間除く)じゃなくてもいいじゃないかと思う。

熊鈴は熊にこちらの存在を気づかせて、無用な接触を避けるために有用だとされている。
それなら鳥にも「私、ちょっと来ましたよー。害は無いですよー。」と、知らせるために使っている。と解釈する。
結局、人間が勝手に動物の気持ちを代弁した気になって満足しているだけなのだ。ほんとの鳥の気持ちは「翻訳こんにゃく」が開発されたら聞いてみよう。

 

今回なぜ作ったのかは、秋に行う「焚き火バームクーヘン作り」で、子どもが作るお土産用バードコールの試作。として。

摩擦熱で火を起こして、焚き火して、その火でバームクーヘン作って、残ったマキでバードコールを作る。

いいじゃないか。

木と木が擦れる摩擦熱で火が起こる。
木と金属が擦れる摩擦音で鳥と会話する。
なんかどの現象も自然の力の中でぐるぐるまわってストンと腑に落ちる。

 

「すべてはお釈迦様の掌のできごとなんです」

 

おしまい

 

 

 

これはついでに作った木笛。
いい音なりますよ。

 

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