台風5号北上中!キャンプでペグフォワード。

台風5号北上中!キャンプでペグフォワード。

大型の台風5号が東シナ海を北上中。

あす20日(土)に朝鮮半島を通過し、あさって21日(日)には日本海で温帯低気圧に変わる見込みです。
日本付近には梅雨前線が停滞しており、このあと週末にかけて大雨となるところがある予想で、メディア等でも注意が呼びかけられています。
「台風+前線=大雨」「梅雨末期の大雨」いろいろなイメージがありますが、ここ20年で極端気象といわれるような災害級の気象現象が増えた気がします。
私が気象予報士の仕事を始めた2000年には東海豪雨があって、こんなことがあるのかと衝撃を受けたのですが、今ではそれを凌駕するような現象が様々な地方で頻発している気がします。

 

東海豪雨は地元なので傘をさして外に出たら空気がどんどん薄くなるような感じがして、「恐怖を感じる雨」という気象庁の表現は的確だと実感したものです。
それよりも激しい雨や一晩で状況が一変する大雪、大地震。地震は専門外ですが、気象現象は予報をしながらどうか何事もなく無事でと祈るばかりです。
今までに経験したことのないような現象が起きるので「自分は大丈夫だろう」「今までも大丈夫だったし」と逃げ遅れる人が後を絶ちません。
その中を住民への注意喚起に動いてくれている消防や警察、自治体の方々等の命を危険にさらさないためにも、「明日は我が身」と思って早めに避難してくれる風潮になるといいなといつも思っています。

 

旅をしているときは基本キャンプなので、キャンプ場で大雨をくらったことも何度もあって、自分が予想できていて、周りに声をかけられる状況であれば注意喚起するのですが、そうでないときもたくさんあります。
いろいろな人がいるので、話しかけられないこともありますし、すべての人に声をかけるのは無理なほど混雑していることもありますから、それは悔しくても仕方ないのです。
そうすると、自分は浸水しない地形を選んで、ペグ打ちもしっかりするので、だいたい大丈夫なのですが、周りのテントはペグが飛んだり、テントのポールが折れたり、ロープが外れて飛んだポールが隣のテントを直撃していたり、朝起きたら沼の中に浮かんでいるテントがあったり。
15年くらい前に同じようなことがあって、そのときに自分のテントのペグを確認しに夜外にでたら、本人のものだけでなくほかの人のテントのペグも打って周っている人がいました。
翌朝お礼しに探したら旅ライダーの方で、自分のペグを打ちに外にでたら隣のテントが飛びそうだったのでついでに打って、周りのも気になったから全部まわっちゃったと素敵な笑顔で話していたのを今でも忘れません。
以来私も自分のペグを打ちに外に出たときは、全部はさすがに無理なので、周りの方だけでもとペグの打ち直しをしています。
その方に直接恩返しはできないので、つないでいけたらいいのかなと思っています。
ほんのちょっとの思いやりの積み重ねで、一人でも多くの人が安全に快適にキャンプを楽しんでくれたら嬉しいですよね。

その方に直接恩返しはできないので、つないでいけたらいいのかなと思っています。
ペグのペイフォワード。ペグフォワード。

※「ペイフォワード」ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。

もうすぐ梅雨明け、いよいよ本格的な夏です。
安全に楽しく休暇を過ごせるよう、心も身体も荷物も準備していきましょう〜。

 

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