カヌー大会での死亡事故について。

8月25日、長野県の天竜川でのカヌー大会で悲しい事故が起こってしまった。
64歳のベテランカヌーイストが13㎞のコースを下る競技中、ゴール付近で沈没し亡くなってしまったという。

天竜川カヌー大会 選手死亡 飯田
https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20190826/CK2019082602000022.html

このコースは私もラフティングでよく下っているコースであり、25日は同じ会社の飯田チームもラフティングをしていた。
昨日は水量的に少し多いものの、特別危ないとは思えないし、大会に出るようなベテラン選手である。


土曜日に書いてくれている「たーちん」が天竜川コースのスタート地点で遊んでいる様子。

悲しいとしか言いようがない。

正直まだ事故の詳細がわからないので、なんとも言えないが、大会に参加していた者に聞いたところ、カヌーがひっくりを返った後に復帰行動や、離脱行動を取っていなかったらしいと言っていた。

ふつう、カヤックで沈した場合、ロールと呼ばれる正常状態への復帰行動や、カヌーと繋がっているスプレースカートを外し離脱行動を取るのが自然だ。

となると、カヌー上で意識を失ったのか、ひっくり返った衝撃で岩に頭を打ったなどで意識を失ったか、だろうか。

ライフジャケットやヘルメットなどの装備は万全であっただろうし、やはり何かしらの身体の異常が起きた
ような気がする。

カヌーは涼しそう。
なんて思うかもしれないが、下半身はカヌーの中にあって水に触れないようになっているし、上半身もよっぽどの瀬などが無い限り水を浴びることは無い。
天竜川のコースは平たんで唯々漕ぎ続ける場所も少なくない。そして、水の照り返しは強く水面からも熱せられる状態だ。
大会という事で水を飲む余裕も無かったのではないのだろうか。そして、もう少しでゴールだと思い、頑張り過ぎてしまったのだろうか。

憶測ばかりだが、仮に熱中症、脱水症状で意識が飛んで沈脱行為が取れなかったと思うとこれは他人事ではない。

ラフティングをしていても、ボートの上にずっと居て、水につからなければ熱中症の危険性があるということ。

ガイドとしてしっかり気をつけていきたい。

ご冥福をお祈りいたします。

じゅんや
1983年生まれ、静岡県在住。​ 大学時代より、バイクや徒歩で日本中を旅する。卒業後、一年かけて自転車でキャンプをしながらオーストラリアを一周する。その後、岐阜の青少年野外活動施設に勤務しながらアジア、ヨーロッパ、アフリカ​を自転車で走る​。2013年より地元・静岡に戻りラフティングなどのアウトドアガイドとして活動。うなぎ釣りと青森ねぶた祭りが生き甲斐。防災士・お肉博士1級。

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