アウトドアと筋肉 前腕筋編
- 2019.09.16
- じゅんや

先週は眠気に勝てず、しれっと休みました。
すいません。
今週はしっかり書くぞ!と現在強い心で臨んでおります。
さて昨日まで行なわれていた筋肉の祭典Mr.OLYMPIA(ミスターオリンピア)をご覧頂いただろうか。身体を鍛えるフィットネスの世界チャンピオンを決める世界で一番大きな大会である。
最近はいろんな部門があるのだが、筋肉のデカさ、そしてキレを競うボディビル部門の優勝は下馬評通りブランドン・カリーであった。
これに関しては特に言うことはあるまい。
そして注目のイランからの刺客ハディ・チョーパンは素晴らしいコンディションで3位に食い込んだ。
ビザの関係で出場すら危ぶまれたこの32歳の怪物。
ロニー・コールマンのような盤石な絶対王者のいない現在のボディビル界なら、来年何かが起こるのではないかと期待させてくれるパフォーマンスであった。
と言うわけで、今日は「アウトドアと筋肉」について。
個人的にアウトドアに重要な筋肉とはどこかと考えた時に思い浮かんだのが前腕筋であった。
もちろんどんなアウトドアをするかで重要な筋肉は変わってくるのだが、何をするにも物を持ったり、握ったりする。つまり握る力(握力)を司る前腕の筋肉が大切だ、ということだ。
ロッククライミングで岩を掴むのに、カヌーのパドル、自転車のハンドルやブレーキ、ロープを握る。何をするにも握力があるにこしたことはない。日常生活でも瓶のフタを開けるのにも、りんごジュースが飲みたい時にも握力があるといい。
握力が70kgを超えるとリンゴが潰せる。コツとしてはまずリンゴを握る際に指を立てて食い込ませること。力を入れやすい親指から力を加えるとやりやすい。潰したりんごはしっかり食べよう。
筋肉には二種類ある。
瞬発力を生み出す速筋(白筋)と持久力がある遅筋(赤筋)である。
魚も白身か赤身でどんなタイプかわかる。ひたすら泳ぎ続ける回遊魚のマグロは赤い。
アウトドアではどちらが重要かと問われてもロッククライミングのように指の力で全体重を支えるようなときには速筋が重要になるし、自転車のようにハンドルを握り続け、ブレーキを強く握る動作を繰り返すようなアウトドアには遅筋が重要になる。
結局どちらも重要なのだ。
そんな前腕を鍛える筋トレ方法の説明をしようかと思ったが、ここで書き始めたら止まらなくなるので一つだけ。
テニスボールのような適度な硬さのボールをニギニギするのが手軽でいい。
瞬間的にグッと握れば速筋を、持続的にニギニギを繰り返せば遅筋を刺激することが可能だ。
筋肉は裏切らない。鍛えすぎるということもない。
さぁ、筋肉を鍛え野に山に出かけようではないか。
アウトドアは筋肉と共にあるのだ!
このアウトドアと筋肉シリーズがしばらく続く気がする。
お付き合いを。
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