去年はあんなに獲れたのに
- 2019.09.17
- さるぞー

9月に入って中秋の名月、そして秋風を感じるようにもなった
よしよしこれでようやく過ごしやすくなるぞ、と思っていたところ
また猛烈に暑いではないか!
この暑さ、もうかんべん・・といよいよ泣きが入りそうである
ああ、こどもの頃の季節の移り変わりはいったいどこへ
あのころの季節感はもう、二度と味わうことはできないのだろうか・・
とはいえ、昨日も息子と川へ
現実はそれとして受け入れるしかないのだ
この日は夜勤なのでさすがに泳ぐことはせず
近くの沢で生き物探し
この沢は以前の仕事でもよく使わせていただいた
古き良き農村のなかを流れる沢
田んぼと畑が狭い谷間に広がって
まわりにはスギやヒノキの植林地、コナラの雑木林なんかが広がっている
そんな沢でこどもから大人20人近い人たちとアミを片手に水の中をガサガサやると
カニからエビからドジョウまで、たくさんの生き物たちに出会えたものだった

なので、転職をした今年はこれがはじめての生き物探し
しかも息子と二人だけだ
去年と同じようにたくさん獲れるかなあと期待していたけれど
今回はモクズガニ、サワガニ、アブラハヤ、そしてシマエビと少々少な目だった
(途中でマムシにも遭遇!)

これぐらいの沢は一度の増水でずいぶんと流れが変わってしまうし、
いつもと若干時季がずれていたからかもしれないが
なんだか生き物の気配が少ないようにも感じた
そして別の川ではあんなにはしゃぐ息子も
この沢はまだなんだか怖かったらしい(狭くて日陰だったからかな・・)
しかもマムシも見ちゃったし
父としてはほかにもドジョウやヤゴやヨシノボリなんかを
捕まえて見せてやりたいところだったけど
去年までは大勢の人で探したからか
わたしと息子ではまだこんな程度かと
力不足を地味に実感しながら帰宅したのだった

ただ、一つの沢でハヤもドジョウもモクズガニもヨシノボリも
獲れる場所なんて、生き物探しには絶好の環境
川上の山や森が健全で、周囲の家や田畑が沢にそれほどインパクトを
与えていないからこそ、こうやってさまざまな生き物たちが
暮らすことができるのだろう
わたしはそういう暮らしをしていないが、古き良き日本の農村に感謝である
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