屋久島 豪雨の記録 8 {豪雨の推移}

屋久島 豪雨の記録 8 {豪雨の推移}

さて この日の天気の推移を、残された記録から振り返ってみたい。

〇朝6時半の荒川登山口出発の時点では前日からの雷と強風の注意報のみ

〇10時37分 大雨注意報発令

〇12時00分 気象庁「土砂災害の危険度分布」注意報級

〇14時40分 路線バス/貸切バスがヤクスギランドへ登るがUターン。
道路崩落による下山不能となり消防署に救助要請。
この時点で登山者・バス/タクシーでの観光をしていた 山中にいた人間の
       下山が不能となった。

〇14時48分 洪水注意報発令

〇15時20分 気象庁「土砂災害の危険度分布」警報級

〇15時25分 大雨警報発令

〇16時01分 土砂災害・浸水害警報/洪水警報 発令

〇17時20分 気象庁「土砂災害の危険度分布」「非常に危険」

〇18時10分 土気象庁「砂災害の危険度分布」「極めて危険」{19時50分に「非常に危険」に戻る}

今となっては著作権的に使用の問題が無さそうな天気図がこれかなぁ。

↓は鹿児島地方気象台資料より。
https://www.jma-net.go.jp/kagoshima/update/houdou/jma-kagoshima-20190522.pdf

500ミリとか意味分るでしょうか?「分かる人でも分からない」と思います。
具体的な雲の動きはこの気象予報士さんが挙げているGIFが分かりやすい。
https://twitter.com/arakencloud/status/1129987315688853509
起きている事は何だか訳が分からないが。

上に記した中で「土砂災害の危険度分布」というのが「土砂災害警報」とは別途に出るのもよく知られてはいない事だと思う。同じように注意報・警報とはまた別に「早期注意情報(警報級の可能性)」という物も気象庁は出している。
この中で屋久島地方は事前に警報級の可能性「高」が出ていた、だから大雨は予測されていたという意見も事後に見かけたが、それも朝五時の時点で {夕方・18時から「高」}へと変更されている。

まぁ、ともかく降った。14年間、年間150回ほど、つまりもう二千回以上縄文杉には登ってきたが、ここまでの水が出た記憶はほぼ無い位だった。

とはいえ「勝手知ったる」登山道だ。全員が生きて帰る事には全く疑問もわかなかったし、「流石にやむだろう、いやそろそろ弱まれよ」とずっと思い続けていた。そしてだんだん募ってきた不安はその濁流となった川の下流沿いに自分のカヌーが置いてある、という事ぐらいのものだった。

 

 

3 いいね!
読み込み中...