カザフスタン クライミングイベント 後編

カザフスタン クライミングイベント 後編

9月2日 Asian Rock Climbing Championship2日目

アジア選手権2日目はファイナルとなる。ファイナルは、用意されたルートの中で最も難しい7c+(7ピッチ)を各チームがトライする。4ピッチ目までを3時間で抜ける必要がある。正直7a+でいっぱいいっぱいの私にとっては、7c+はかなり厳しかった。無理は承知であったが、最後なので出だしの7aのピッチからリードさせてもらった。案の定時間が掛かってしまい、3ピッチを登り切ったところでタイムオーバーとなった。このルートは、前傾壁に加えかなり岩がルーズでアルパイン的な要素も求められた。自分にとっては、とても難しいルートだったが、最後に触ることができて良かったと思う。次回はさらに上に見えていた7c+のオーバーハングに挑戦できるよう頑張りたいと感じた。この日も順位は変わらず3位であった。岩場から戻るとスタッフが昼食を用意して待ってくれていた。色々終わってほっとしたのか、急にお腹が空いてたくさん食べることができた。その後、地元TV局のインタビューにも答えた。簡単な質問だったが片言の英語になってしまいちょっと恥ずかしかった。選手権が終わると、夕食会場で打ち上げが行われた。少しばかりウォッカを頂いたのだが、中々強烈だった。すすっただけで食道が焼けるようだった。この頃には、各国のメンバーとも打ち解けて楽しい時間を過ごすことができた。

フォローなのにきつい・・・
前傾しているので空中懸垂

9月3日クロージングセレモニー

この日はクロージングセレモニーだったが、式典は14時からだったので、イランメンバーと最後にクライミングに出かけた。私はヨレヨレだったので、カメラマンとして同行した。イベント中ずっとイランメンバーが私のことを構ってくれていたので、今日で最後と思うとなんだか寂しい気持ちになった。短い時間だったが最後のクライミングを一緒に楽しんだ。クロージングセレモニーでは、3位ということで銅メダルをもらうことができた。アルマトイで開かれた第1回大会でアジア3位ということになったのだ。この年でもらえるとなんだか嬉しいものだった。今回も相変わらず片言の英会話しかできなかったが、良い仲間に出会えて、良いクライミングができて本当に素晴らしい時間を過ごすことができたと思う。ここでもらった銅メダルは私にとって、とても良い記念になった。

9月4日~5日帰国

11時にロッジを後にし、空港へと向かった。帰りも行きと同様インチョンを経由して日本へ帰国した。予想よりもハードで怒涛の9日間となったが、また一つ良い経験を積むことができた。

 

そして、帰国した私は緊張の糸が切れて夏風邪をひき、1週間ほどダウンしたのであった・・・

 

以下は、カザフスタンクライミングの前の記事です。

カザフスタン クライミングイベント前編

カザフスタン クライミングイベント 中編

 

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