28日はニワトリの日。アフリカの黄身は白身。
- 2019.10.28
- じゅんや

今日は化石掘りの話でも書こうかと思っていたのだけど、いつもの場所は草ボーボーで
化石どころでは無かった。
草木が枯れた冬にもう一度行って化石を掘ってこよう。
書こうと思っていたことが書けなくなって、こいつは困ったと思っていた帰り道、某チキン屋では「28日はニワトリの日」なんてノボリを出して宣伝している。
買うしかあるまい。
「とりの日パック」を食べて何を書くかを考えることにした。
あぁ、ニワトリか。
アフリカで食べたニワトリの玉子の黄身は白かった。
日本では「黄身」と「白身」という色で区別されているはずなのにどっちも白い。
味は黄身の味がしているのだけど、白い黄身。
きっとニワトリが食べているエサで変わるのだろう。
黄色だからトウモロコシの色が影響している気がする。
そういえば向こうのトウモロコシは白いものが多かった。
そんなことも関係してるんだろうな。
黄身が黄色いのは当たり前では無い。
そんなことすら考えさせられるアフリカはやっぱりすごい。
オーストラリアの玉子の黄身もそんなに黄色じゃなかった気がしてきた。。。
色の濃い黄身が重宝されるのは日本だけなのだろうか?
東アフリカの主食はンガリ(ウガリ)という穀物の粉をこねた物だった。
日本人が白米を食べるように、向こうの人はンガリを食べる。
≪ほぼ毎食こんな感じだった。高菜的な野菜があるから、ンガリが食える。≫
しかし、日本人の口に合わないというか、ンガリではパワーがでない。
ひたすら自転車を漕ぐ毎日を過ごしていた私には、パワーの出る食べ物を欲していた。
≪美味そうにンガリを食べる青年たち。≫
米は無くとも肉が食いたい。
そういう時は、食事を提供している場所に行ってその辺にいるニワトリを指さし、
「あれを食べたい」とジェスチャーをすると大抵どこも「OK」と調理をしてくれた。
10歳くらいの女の子がニワトリをちゃっちゃと捕まえて、手早く絞め、毛をむしり、下処理をしてくれたりもする。
あぁ、ここではこういう風に生活があるんだと感心したりした。
アフリカのニワトリの肉は硬い。
そして痩せているので食べるとこは少ない。
しかし噛めば噛むほど味がする美味い肉だった。
さて、また自転車乗るかなと力が出たものだ。
国内の若鳥ブロイラーは、肉も多く柔らかい。
まさに鶏工場でそういう鶏を作っているからなのだ。
否定する訳ではない。
手軽に美味しい鶏肉が食べれるのも、鶏工場のおかげなんですから。
でも、ふと思い出す。
アフリカの鶏肉の旨さを。
≪ここはチャパティ屋さんだけど、こんな感じで食事を作っているとこに行ってゴハンを作ってもらう。≫
≪これはガチョウだけど、こんな感じでニワトリもあちこちに居る。普通に居るので逆に写真がない。≫
28日はニワトリの日。
アフリカのニワトリ事情を思い出した日。
おしまい