いびがわマラソン2019 前編

いびがわマラソン2019 前編

11月10日に、フルマラソンを走ってきました。
レース出場を決めてわずか4日で42.195キロを走るというある意味貴重な、
しかし全くためにならない体験談をまとめました。
いつかギリギリでフルマラソンに臨むことがありましたらご参考ください。笑

11月6日(水)
例の後輩Mに誘われ、Mが通うバスケチームにお邪魔する。Mはここの皆さんとフルマラソンに出るようだ。
バスケが終わり、いびがわマラソンのチケットが1枚余ってるから出ない?と誘われた。
実はここ1週間ほど、各方面からチケット余ってるからマラソン出ないかとお誘いいただいていた。
42.195キロとか絶対無理(笑)てか、わざわざ走る意味がわからん(笑)と思っていたのでずっと断っていたのだが、
お金はいいから〜ということと、ジビエがエイドで出るとういう情報につられて参加を決めた。
私は「酒井さん/30代男子」としてフルマラソンを走ることとなった。

後輩Mが、当日は最後まで一緒に走りましょうね!!と言ってくれたので、まあ楽しく二人で走れたらなと思っていた。

11月7日(木)
昨日のバスケの筋肉痛で脚が痛い。
そういえばランニングシューズ持ってないということに気づく。
今から買いに行くのは正直めんどい。仕方ないから持っている無印の靴で走るかと思っていたら、
母が10年くらい使っているというランニングシューズを貸してくれた(しかし母が走っているところは一度も見たことがない、なぜ持っていたのか不思議)。

フルマラソン装備
・くつ(母のランニングシューズ)
・Tシャツ(貰い物)
・パンツ(後輩Mに借りた)
・くつした(おそらく母の。勝手に借りました)
・レギンス(普通に靴下屋で買った普通のレギンス)
・ポーチ(慌ててダイソーで購入。¥300。)

なんだか心細い装備だが(借りておいて超失礼)、まあ走れなかったら棄権すればいっか⭐︎と思っていた。

11月8日(金)
水曜日のバスケの筋肉痛が後ろふくらはぎを中心に治らない。
でもまああと2日あるし、無理なら最悪棄権しよ〜と思う。

当日朝3時起きという情報が来たので、
この日から早めに寝る。10時就寝。

11月9日(土)
水曜日のバスケの筋肉痛がまだ治らない。
階段を降りると痛い。
これは明日万全に走れるのか・・・?と少し不安になる。が、まあ無理なら棄権もありだからと思う。

明日起きれないと大変怖いので7時半に布団に入る。が、緊張して&猫がうるさくて12時半まで寝付けなかった。
隣の山の鹿もこの日に限ってやたらうるさかった。

11月10日(日)
朝5時集合&出発だったので、睡眠わずか2時間半で目覚めるハメに。
ふくらはぎの筋肉痛はおさまってはきたものの、痛い。
でもまああと出走まで6時間くらいあるし、途中まで走って棄権できるし。と思う。
この4日間で何回「棄権すればいいしね。」と思ったのだろうか。
5時にコンビニに集合して郡上を出発。7時ごろにレース会場の揖斐につく。
今日の揖斐は快晴だ。


↑後輩Mのバスケの皆さんと。青春ぽい写真。みなさんいい人ばかりだった。

色々着替えやら、レース特典の記念品やらもらって準備を始める。もらった記念品の揖斐の特産品の中にらっきょうが入っていたようで、やたら私の荷物が臭い。(他の人は特産品ではなく、いびがわマラソンTシャツをもらっていた。)


↑靴につけたICチップ。「男子フル」と書いてある。ゼッケンももちろん男子仕様で黒字でナンバーが書いてあった。(女子は赤字)

9時45分レーススタートだったため、ふくらはぎの筋肉痛をどうにかしてもらおうと、藁にもすがる気持ちで
テーピングコーナーでテーピングしてもらう。
いわゆるいつものテープでぐるぐるにしてくれるのかと思いきや、#なシールを手のひら、脚、脇腹に貼られた。効果があったのかは謎である。

・フルマラソンスタート〜5キロ
9時45分、レーススタート。
後ろのブロックからスタートだったため、なかなか進まず、
マラソンに誘ってくれた後輩Mとスタート位置で話していると、後ろからスーパーマンのコスプレをしたおばさんに話しかけられる。おばさんはフルマラソン3回目の大先輩らしい。
今日が私たちの初めてのフルマラソンだと伝えると、「え、揖斐が初めてなの?このコース結構辛いらしいよ」と言われる。
嫌な予感がした。
5分ほどノロノロ歩いたのち、ようやく私たちも走れるようになった。
地元の中学生だか高校生の吹奏楽部が音を奏でてくれていた。曲は、荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」だった。

沿道にもたくさん人がいて、いかにも、お祭り!という感じだった。よく見るとゲストの高橋尚子さんもいた。
2キロくらいまでは、他のランナーの人も私と後輩Mもちょっと喋ったりして楽しく走っていた。
2キロ地点くらいにあったエイドでとりあえず水を飲んでとりあえず梅干しも食べておいた。
とても天気が良かったし、沿道にもたくさん人がいるし楽しく走った。

・5キロ〜10キロ
6キロくらいに差し掛かる頃、トイレがあった。
実はスタート前トイレに行きたかったが、混んでいたので諦めた。
このあと行きたくなったら嫌なので、トイレに行く。
割と行列で、トイレが終わってレースに戻るとマジで後ろに2〜3人しかおらず、
トランペット的な物を吹いて応援していたおじさんがもはやトランペット的な物を吹くのをやめていた。

8キロに第一関門があるので、足切りになったらやばいと思って少しペースを上げて、後輩Mと走る。
後輩Mが時計係だったので、ちょくちょく走りながら、今○時○分です!と教えてくれる。助かる。

8キロ手前に差し掛かる頃、後輩Mが「ちょっと脚がやばいので先行っててください」と言う。
後輩Mは過去に2度アキレス腱を切っており、古傷が痛むらしい。
マジかよ、と思いつつも関門で足切りになりたくないので「絶対追いついてよね〜」といって後輩Mを置いていった。

割とギリギリだったが、私は無事第一関門を抜けることができた。

・10キロ〜15キロ
後輩Mを置き去りにしてからしばらく走った。
後輩Mはなかなか追いついてこない。
時計がなくて何時何分なのか謎だったが、周りに合わせて適当に走る。
坂に差し掛かると歩いている人がチラホラいた。

沿道で応援しているおばちゃんが私を見て「最近は男の子か女の子かわっからんもんやなぁ〜」と呟くのが聞こえる。
男のゼッケンで走る女がいるとは夢にも思っていないだろう。
一応ゼッケンは男だけど、姿を見て 女? って思ったってことだよね、良かった。と少し安心した。

集落を抜けると、山道になってきた。
小さいトンネルを抜けたら、紅葉が綺麗で、川も透き通っていてとても素敵なコースだった。

しばらくすると、先頭と思われる選手が折り返して走ってきた。マジかと思った。
私のようにトボトボ走る感じではなく、全力疾走のようなスピードで駆け抜けていった。

途中のエイドでアルミホイルに入った塩をみつける。
スポーツすると脚をつりやすいので、いただくことにする。
塩をペロペロしながら走れば大丈夫だろうきっと。

・15キロ〜20キロ
時計係のMがいないため何時かずっと分からなかったが、正午の鐘がなる。
なんだか靴の中に小石が入ったようでチクチク痛い。でも小石のために立ち止まりたくないので走り続ける。
棄権すればいっかと言っていた割には、走り出すとちゃっかりしっかり頑張っちゃうのが私である。

もうすぐ半分か、割とヨユーなんじゃない私?と調子こいた考えが浮かぶ。
この時の私は、42.195キロの恐ろしさを知らなかった。
そして、このあとすぐ知る衝撃の真実を知るよしもなかったのである。。

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Mがいなくなっても健気に走り続ける私!
そして42.195キロを舐め始める私!
無事走りきることはできるのか?
つづきは来週!

つづく

 

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