大事なことを忘れていた その③

大事なことを忘れていた その③

ようやくインフルエンザから回復し、
また普段の生活が戻ってきた
インフルエンザというやつは医者が言うところによると
発症してから5日間は感染力があるらしく、
この間は外出を避けたほうがいいのだという
実際、4日目までは思うように体が動かず、
5日目にしてなんとか普段の生活ができるようになった
思い返せば、インフルエンザにかかる前に風邪をひいており、
弱った体に侵入されたのかなあという気もする
いずれにしろ、健やかな体を保つことが大切なのだろう

とはいえ、病気も悪いことばかりとは限らない
そんな自分の疲れた体をリセットすることにもなり、
普段、あまり読まない本を読むこともできた
自分のこと(体、体調)をふりかえるいいきっかけになった

さて、のぐその話の続きをしよう
前回は以前やっていた自然体験の仕事において、
トイレがないと自然体験ができなくなることへの
違和感、反感について書いた
では実際、どうやってのぐそをするのか
まずは場所である
ベストは林や森である
中へ入ってしまえば外からはほとんど見えなくなるし、
のぐそにとって不可欠な土がたくさん存在する
幸い、わたしが自分でものぐそをしてみようと思ったとき、
家の近くにいかにも放置された狭い林があった
放置されているので林のなかも木々が伸び放題で
ちょっと中へ入ればまったくの死角となる


↑実際にのぐそをしていた林のなか

ところが、森や林というものにはその所有者がいる
日本国の場合もあれば静岡県の場合もあり、
浜松市の場合もあれば、〇〇集落の場合も
そして当然、〇〇さんということも
本来、その土地を人間の所有物にしてしまうなんて
人間のエゴでしかないのだが(虫や動物や草木の生きる権利はどうなるのだ?)
いつの頃からか人の世ではこういうことになってしまった

所有の話はまたあらためるとして、
わたし自身もこのことについては少し悩んだ
しかし、のぐそをしたあとのウンコはやがて土に還り、無くなってしまう
そしてその途中で林や森に生きる草木や動物たちの栄養(エサ)となる
(ただ、実際にのぐそをするまでは、ほんとうに無くなってしまうのかどうか半信半疑であった)

では、トイレにしたウンコはどうなるかというと、
お金をかけて作った処理場でさらにお金とエネルギーを費やして
あるていど分解されはするものの、
残った残滓はアスファルトなどに混ぜられて道路の舗装などに使われるのだという
つまり、本来、消えてなくなるものをわざわざ金とエネルギーを費やして
違うものに変えているということだ
これではのぐそに比べ、まったくの無駄とはいえないか?
なので、地球、ひいては人類のために堂々と、
いいことをしていると思えばいい、と考えることにした


↑のぐそをした後は木切れで写真のような印をつけ、した場
所を元の姿にできるだけ戻すよう
にする

とはいえ、まだまだのぐそ信念の薄いわたしは
その林の所有者にのぐそ中にでも出くわそうものなら、
その場でなんと言っていいのかわからない
その言い訳を考えながら、恐る恐るとわたしののぐそは始まった

まだまだ続く

 

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