大事なことを忘れていた その⑥
- 2019.12.24
- さるぞー

前回は、いよいよのぐそ掘り返し調査をやってみる、というところまでであった
この調査はごくごくシンプルに、自分がして土に埋めたのぐそを
その後、掘り返してその状態を見てみるというもの
そのためにはのぐそをした場所に、やった日時を書いた割り箸を
しっかり立てておく、ということが大事だった
しかしながら、これが意外に徹底できず、
そもそも家に割り箸がなかったり、持っていくのを忘れたり、
日付を書くのを忘れたり、書いても消えて読めなくなってしまったりと
まあいろいろ上手くいかないことがあった
そんななか、なんとか調査・記録できたものの一例はというと
6月13日のぐそ⇒7月2日未分解、ドブ臭(ドブのような匂い)
10月16日のぐそ⇒12月11日形あり、匂いなし、ウジ、アリの巣近くにあり
11月13日のぐそ⇒3月12日形なし、無臭、センチコガネ死体近くにあり
などというものだった
こうしてみると、夏場に行ったのぐそは
2週間ではまだ到底、分解されず、その途中
秋に行ったものは2か月近くたってもまったく分解されないものの、
その途中(ウジやアリの食料になっている可能性あり)
そして、4か月ほどたつと形のない状態にまでは分解されているよう
などということがわかってくる
夏場ののぐそはどれくらいで分解されるのか
秋~冬ののぐその分解には4か月以上の時がかかる、とか
確かにウジやアリたちが食べに(分解)きてくれているとか
そういったことがうすうすと分かってきたのだった
わたしはまさに、生物の授業で習った生態系の循環を目の当たりにしていた
※注
いよいよ以下に実際の写真を掲載します。
いわゆるブツ(わたしののぐそ)が写っているので、見たくない人は
この先、スクロールしないようにしてくださいね
掘り返し前、わたしののぐその上にヤスデたちが集まっている
まだ途中ではあるが、しっとり濡れたいい感じの状態で分解が進んでいる
まだまだ形をしっかり残している状態
ずいぶん分解が進み、土になろうとしている感じ
ここまでくればほぼ無臭である
きれいさっぱりと無くなってしまった状態
いわゆるのぐそ直後の様子
元気なブツが排出されている
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