破裂したSUPを貰ったので修理した話

破裂したSUPを貰ったので修理した話

先日、破裂したSUPを頂けることになった。
おそらく直せない、直せても大変だからと私が譲り受けることになった。

SUPとはスタンドアップパドルボードの略でパドル(棒)で漕ぐ、サーフィンのような遊び。

いろいろ種類があるのだが、これは空気で膨らませるタイプ。
空気をたっぷり入れた状態で炎天下に置いておくとSUPの限界を超えて高圧になりSUPを構成しているシートとシートの繋ぎ目から裂けてしまった状態だ。

シートとシートの繋ぎ目はシームと呼ばれ、接着が難しく直ったとしても再発の可能性が高い。

しかし直れば儲けもの。
なんせSUPは普通に買えば10万円くらいする。

まずは接着剤の選定。
今までの経験とネットの情報からスリーボンド社のPANDO156Aにした。
安くて強い。PVC(素材)には最高の接着剤だ。

そして気温。
やはりある程度の温度無ければ接着剤の固まりがよくない。

そして道具。
ガッチリ固定するためのクランプ。接着剤を塗る場所をザラザラにするための紙やすり。リューター。
油分を取り去るアセトン(今回は徐光液)

全てが揃いいよいよ修理に取り掛かることにした。

当初はここに書くつもりが無かったので最初の作業の写真が無い。

まずは接着させる部分の洗浄。
薄めの中性洗剤で汚れを落とす。そして紙やすりで表面をザラザラに。
これをすることで接着剤が剥がれにくくなる。
水で削りカスを掃除し乾燥。最後にアセトンで油分を取り去った。

さていよいよ接着剤を塗る。

使い捨て手袋をはめ、PANDO156Aを剥がれたシートとシートの両面に薄く均等に塗りつける。

しかしここで慌ててくっつけてしまってはいけない。接着剤にはオープンタイムと呼ばれるくっつける前に乾かす時間が必要なものがある。
表面が乾いてペタペタ感が無くなるまで約5分ジッと待つ。
乾いたら再度接着剤を薄く均等に塗りまた少し待つ。
今回のようにとにかく丈夫にくっつけたいときは2度塗りが有効になる。

さぁ、いよいよ接着させる。
ズレたりしてもやり直すのは難しい。慎重に大胆に位置を決めたら一気に圧をかける。

ビタッと接着させたら中の空気を抜く為にゴムハンマーで叩いたり、ローラーをコロコロする。

そしてクランプでガッチリ固定。
木の板で挟んでこれでもかと、締め付けて固定する。

このまま1日放置。
これでしっかりくっつく。

シートとシートがくっついたら、さらに補強として、剥がれた部分を覆う用にシートを接着する。

やり方はさきほどと同じだ。

補強シートの接着まで完了すればこれでおそらく修理は完了だ。

軽く空気を入れてみても空気が抜ける様子はない。

ただなんせSUPには高圧がかかる。

やはり実際に試して見なければなるまい。

川は寒いので、浜名湖で試乗することにした。
と言ってもまだ3月。浜名湖も十分に寒い。

しまいこんでいた川用の装備を引っ張り出して、浜名湖へ向かった。

向かっている途中、天気が崩れ雨が降ってきた。

やだなぁと思いながらも、直ったかどうか確かめたい気持ちが強く小雨の中だったが乗ることにした。

SUPに恐る恐る空気を入れ、俺のような高重量な身体でも乗れる程度に圧を高めた。

いざ、水面へ。
空気が抜ける様子はない。

30分ほど乗ってみたが大丈夫だった!

久しぶりのSUPなのと、落ちたくないので座り漕ぎばが多かったがやっぱSUPは楽しい。

もうちょっと暖かくなったらこのSUPで遊びに出かけよう。

浜名湖の無人島に行くのもいいし、釣りも良さそうだなぁ。

あぁ、今年の楽しみがまた増えてしまった。

はよ暖かくなれー

そしていろいろ落ち着けー

おしまい

 

3 いいね!
読み込み中...